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立山連邦登山と室堂散策(2)
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 二日目の朝、雨は降っていませんがガスが濃くて視界があまりきかないので、弥陀ヶ原方面に行く予定を変更して、午前中天狗平から地獄谷を回ってくるコースにして出発をした。天狗平は室堂より標高が低い分ガスも少し薄くなって視界も大分良かった。
 天狗平から歩き始めてまもなく「雷鳥がいる」ということで、皆なそっと近寄って写真をバチバチと撮り始めました。
 散策道の脇にはいろいろな高山植物の花が咲いていてゆっくりと歩きながら楽しむことが出来ました。中でもチングルマやイワイチョウなどはたくさん見ることが出来ました。
 地獄谷が近くなると、あの独特のゆでたもごの匂いのような臭気がただよってきました。周りは木や植物もほとんどなくなり、硫黄の黄色味をおびた石や岩ばかりとなってきました。
 ガスや水蒸気や湯が噴出しているところを出来るだけ早足で歩いて通りすぎてきました。

 雷鳥荘には11時30分頃にもどった。少し早めの昼食の「おにぎり」を食べて休んでいると、ガスが少しずつ上がっていき周りの山々が見えてきた。午後からの予定は自由散策となっていたので、私たちは雷鳥荘を出て、ミクリガ池一周コースを歩いてみることにした。
 昨日室堂ターミナルから歩いて来たときには、ガスで周りがほとんど見えなかったので様子がわからなかったが、ガスも大分上に上がったので周りが良く見えるようになり、どのようなところなのかがわかってきた。