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        2012年5月25日撮影
  

 西安での二日目、朝食後8時30分にはホテルを出発して興慶宮公園へ向かう。この公園は午前中の早い時間帯であるといいとガイドさんは説明をしました。その理由は公園についてわかりました。
 
 興慶宮公園は西安交通大学の北にあり、唐代の興慶宮遺跡のもとに、1958年に建てられました。興慶宮の元の名は隆慶坊で、唐玄宗李隆基が太子の時に住んでいたところです。玄宗は皇帝になってから、名前の「隆」を避けるために、同義の「慶」を使い、「興慶宮」と名付けられました。
 現在の園内には昔の沈香亭や花萼相輝楼、長慶軒、湖などがまだあります。そのほか、新しい建物が建てられ、中でも有名なのは阿倍仲馬呂記念碑で、1979年7月1日に西安と奈良市の友好都市締結を記念して建てられたものです。大理石造りの高さ6.1メートルの記念碑、正面には「阿倍仲馬呂記念碑」と刻まれ、両側には阿倍仲麻呂と李白の詩が掘られました。今この碑は中日友好のシンボルの一つになっています。


 公園は無料なので、多くの市民が午前中の涼しい時間帯に思い思いに楽しんでいる姿を見ることが出来ました。




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