8時ちょっと過ぎにホテルを出発して、オリンピックのメーン会場となる「鳥巣スタジアム」を眺望できる歩道橋の上にあがった。朝霧のためはっきりと見えずにに写真を撮っても何かぼやっとしか写らなかった。オリンピックの選手村やオリンピックプレスセンターなどをバスの窓から見ながら、八達嶺の万里の長城をめざして高速道路を約1時間半走った。途中山が近くなったころから小雨が降ってきて窓をぬらし始めた。あ〜これでは万里の長城は雨の中での見学なのかなと心配した。八達嶺の見学入口には10時40分頃に着いた。雨もほとんど気にならないほどになっていた。チケットをもらって入場し、往復約2時間の予定で長城の上の方に向って歩きはじめた。
この歴史的な建造物の上を歩いているという感動を味わいながら一歩一歩踏みしめて歩いた。驚きの第一は観光客の多さである。私たちのような外国の客も多いが、地元中国人の見学者が多いことである。平日にもかかわらず子供たちも多く見られることも不思議なことであった。
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