7月5日の朝、福島県の喜多方市と北塩原村の境にあるニッコウキスゲの群落で名を知られている「雄国沼」に行ってきました。
梅雨の最中で連日天気が悪く、5日も午前中は何とか雨は降らないが午後から雨という予報の中で、この時期でないと、あのすばらしいニッコウキスゲが見られないのではないかということで行くことにしました。
自宅を午前5時に出発し、国道121号線の大峠トンネルを通って福島県に入り、喜多方市のバイパスから左折して雄国沼方面に向かいました。昨年からこのニッコウキスゲのシーズン中は、金沢峠に至る山岳道路は自動車の乗り入れが出来なくなっていて、市営の無料駐車場からシャトルバスに乗り換えて行かなければならなくなっています。
シャトルバスの始発は6時からでした。だいたい30分から40分位の間隔でバスが発車しているということでした。
私たちが駐車場に着いたのは6時15分頃だったので、次の6時35分発のバスに乗って金沢峠に向かいました。バスには10人程の客が乗っていました。
駐車場ではそんなに寒さを感じませんでしたが、バスが峠附近まで登ってくるとガスも出ていていっきに気温が下がっているようで、峠の駐車場でバスを降りたらその寒さで体が震えてしまいました。
すぐにリュックから防寒着を出して身に着けて峠を下って雄国沼に向かいました。雄国沼周辺までは約12〜13分程で着きました。
着いてびっくりしてしまいました。沼の周囲の山々はガスで良く見えませんでしたが、沼周辺の湿原一帯がニッコウキスゲの群落で絨毯を敷き詰めたような「橙色」一色の光景に圧倒されしまいました。
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